敵役 - 剣豪

座頭市の定番ストーリーとしては、
悪党が村人を苦しめる → 座頭市が助ける → 悪党の助っ人の剣豪と決闘 → 悪党を退治して平和が訪れる
という展開です。
敵役のなかで、特に書いておきたい人を紹介します。

① 天知茂
その後もドラマや映画で活躍してるのでご存知の方も多いと思います。
ニヒルな風貌で、時代劇でも孤高の剣豪、というような役が似合います。
1(座頭市物語)では座頭市と心が通いながらも対決する助っ人侍、13(歌が聞える)では愛する人を救うために座頭市と対決する浪人を演じています。

天地茂

② 近衛十四郎
出演当時はもう既に人気俳優だったので、ゲスト出演のようですね。
敵役と言っても悪役ではなくて、職務上、座頭市と対決する羽目になるという役柄です。
剣裁きが見事で、17(血煙り街道)のラストシーンで座頭市との決闘は見ごたえ十分!
ちなみに近衛十四郎は松方弘樹のお父さんです。

近衛十四郎

③ 城健三朗(若山富三郎)
勝新の実のお兄さん。
若山富三郎といったほうが通りがいいですね。
当時は城健三朗という芸名でした。
2(続・座頭市)では映画の中でも兄弟の役を演じています。
6(千両首)では「いかにも悪党」というメイクと演技で座頭市との死闘を演じています。

城健三朗

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