立ち廻りのシーン

立ち廻り、いわゆる殺陣(たて)ですね。 チャンバラともいいます。
座頭市が多数の敵を相手に立ち廻る。
座頭市シリーズの殺陣の特徴は、真剣味があり かつ品がある点。

まず真剣さ。斬る方も斬られるほうも真剣に演じている。
また勝新は運動神経が良く 動きが俊敏です。
だから観ていてリアルで臨場感がある。

次に品。そもそも殺陣に品とかあるの?と言われそうだが、これ、あるんです。
斬り合いで血がドバーッと噴き出たり、腕が飛んだりとか、グロテスクさを強調するのは品が無い。
こういう場面は少ないんですね。

① 7(あばれ凧)

恩義を受けた親分が悪党の策略にはまり無念の死を遂げる。
親分の仇を討つため、座頭市は悪党の屋敷に単独乗り込む。
(1゜10’くらいから)


② 15(鉄火旅)

雪降る中、悪党の決闘に向かう座頭市。
すると樽が次から次へと転がってきて、思わず足を取られて転んでしまう。敵は一気に襲い掛かり。。
(1゜21’くらいから)


③ 7(あばれ凧)

珍しい、川の中での決闘シーン。
座頭市が川を渡ろうとしたところ、やくざ達が見つけて追いかけてきた。
(0゜45’くらいから)

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