常連俳優 – 悪役も堅気役も

常連ともいえるくらい頻繁に出演する俳優さんを紹介します。
子分役の時もあり、町人や村人を演じる時もあり。

① 伊達三郎(伊達岳志)
面長で強面(こわもて)なルックス、こういう映画には欠かせない人ですね。
代貸(≒親分代理)の役での出演が多いようです。
代貸というのは、貸元である親分の代理という意味です。

11(逆手斬り)、15(鉄火旅)で代貸役、8(血笑旅)では侍役、12(地獄旅)では目明し(≒警察の手先)役です。
計11作と多数出演。
後に改名して伊達岳志となりました。

伊達三郎

② 水原浩一
この人も19作品中13作品と常連です。
出演当時は50代くらい。やはり代貸役が多いです。

水原浩一

③ 堀北幸夫
このシリーズの常連中の常連、19作中、実に14作に出演しています。
主役の勝新以外では、多分一番出演が多いんじゃないかな。
子分役が多いですが、12(地獄旅)では船頭、15(鉄火旅)では賭場の客の役です。

堀北幸夫

④ 木村玄(木村元)
賭場の壺振や悪党の手下の役が多いようです。
しかし10(二段斬り)では実直な八州見回り役を演じています。
計12作に出演。後に名前の漢字を変えて木村元さんとなりました。

木村玄

⑤ 玉置一恵
女優のような名前ですが、れっきとした男優です。
7(あばれ凧)では助っ人の侍、8(血笑旅)では賭場の胴元、13(歌が聞える)では女郎屋の主人、等様々な役を演じています。
計10作に出演。

玉置一恵

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