悪役

こういう映画では悪役の演技も味があってとてもいいんですね。
皆さん演技が上手い。
繰り返し観ると主役より悪役の演技を注目してしまうほどです。

① 遠藤辰雄(遠藤太津朗)
悪役といえばこの人!というくらいピッタリはまっています。
7(あばれ凧)、15(鉄火旅)では主役級の悪親分を演じています。
3(新・座頭市)では珍しく堅気役を演じています。
その他12(地獄旅)、16(牢破り)と計5回出演。
後に改名して遠藤太津朗となりました。

遠藤辰雄

② 須賀不二男
出演回数は3回とさほど多くはないですが、印象に残る人です。
3(新・座頭市)では座頭市をしつこく追い回すがちょっといいところもある仇、という役柄。
15(鉄火旅)では関八州見回り役(≒関東地方担当の警察署長)。
ちなみに八州見回り役というのは役人で本来は悪人ではありません。
しかし当時は地方のやくざと結託して私腹を肥やす人もあったようで、時代劇では時に悪役として扱われます。
その他、8(血笑旅)に出演。

須賀不二男

③ 杉山昌三九
計6回出演。
5(喧嘩旅)では出入り(≒やくざ間の喧嘩)のために座頭市を助っ人を頼む親分を演じています。

杉山昌三九

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